文献データベースの目的

健康・体力と身体活動・運動に関する文献データベースは、公益財団法人健康・体力づくり事業財団が実施する情報提供サービスです。


身体活動・運動・スポーツに関する研究者、指導者へ最新でエビデンスレベルの高い情報を提供するだけでなく、国民すべてが正確な情報に手軽にアクセスできるようにすることで、自らの健康・体力づくりに関する教養を高め、健康で幸せに生きる力を養うことめざします。


文献データベースの特徴

平成17・18年度厚生労働科学研究費補助金長寿科学総合研究事業「高齢者の運動による健康増進に関する学術論文の系統的レビューとそれに基づく文献データベースの作成」(主任研究者;田畑泉(当時、独・国立健康・栄養研究所健康増進プログラムリーダー))として、疫学、運動生理学を中心とした研究者(エキスパート)、約80名により、特に運動と生活習慣病予防、健康増進をテーマに、最新(2000年以降、ただしゴールデンスタンダードとされるものは2000年以前も加える)かつ可能な限り科学的根拠 (エビデンス) レベルの高い文献を1,200本余収集して作成しました。平成19年4月より一般公開を開始し、現在まで随時文献を追加し更新しています。


1文献ごとにその文献の紹介者(エキスパート)を明記し、エキスパート本人が文献の概要を日本語で紹介し、コメントを添付しています。


論文名・著者・年代はもちろん、研究の対象・種類・方法、アウトカムなどによる検索とフリーキーワード検索をあわせてできるシステムにより、目的別にすばやく文献を絞り込むことができます。


文献データベースの運用者

公益財団法人 健康・体力づくり事業財団

国民に向けた健康・体力づくりの普及・啓発を行うことを目的に、昭和56年(1981年)に設立されました。我が国の健康寿命の延伸等を目的とした「健康日本21」や、東京オリンピックを契機に始まった「体力つくり国民運動」に積極的に参加し、健康・体力づくりのための運動指導者の養成や資質の向上、インターネット・月刊「健康づくり」による情報提供、各種資料の発刊、調査研究、貯筋運動の普及等を実施しています。